国内海運大手商船三井グループとの用船契約の締結並びに用船事業の開始について
2022年8月9日
各位
東京都港区六本木一丁目6番1号
SBIリーシングサービス株式会社
代表取締役社長 久保田 光男
国内海運大手商船三井グループとの用船契約の締結並びに
用船事業の開始について
SBIリーシングサービス株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:久保田 光男、以下「当社」といいます。)は、国内海運大手株式会社商船三井のグループ子会社であるMOL Chemical Tankers Pte. Ltd.(以下「MOL Chemical Tankers」といいます。)との裸用船契約(※)を締結し、用船事業を開始したことをお知らせいたします。
当社は、2017年4月の設立以来、投資家の皆様向けに航空機、船舶、コンテナ等を対象とするオペレーティングリース事業にかかる投資案件の取り扱いを行い、2022年6月末現在、累計で約4,000億円を超える案件組成を行っております。
このたび当社は、北日本造船株式会社において2020年に竣工した25,000DWT(載貨重量トン)ステンレスケミカルタンカー船2隻を購入・所有し、MOL Chemical Tankersに当該船舶を用船いたします。
本件は、船舶の用船料収入による安定収益の確保を図るのみならず、当社が提供する船舶ファイナンスのメニューを拡充することにより、船舶ファイナンスマーケットにおける当社のプレゼンスを高め、資金調達ニーズ等の情報収集力を強化することで、投資家の皆様向けに継続的な船舶案件の提供を図ることを目指すものです。
また、本件対象船には、新造船に対する燃費性能規制(EEDI: Energy Efficiency Design Index) に対応するべく、電子制御エンジン、バイオディーゼル燃料、Energy Saving Device(省エネルギーデバイス)といった技術が組み込まれており、当社としては、今後の地球環境への対応も考えたESG投資としての運用機会にも資するものとして取り組む事といたしました。
なお、ステンレスケミカルタンカーは近年、従来型より大型化した 25,000DWT へのニーズが高まっており、その 25,000DWT 運航隻数では MOL Chemical Tankers は世界 No.1 のオペレーターです。
当社は、「100年企業への挑戦」を経営理念とし、今後も本件と同様にCO2削減等、環境対策に配慮した航空機や船舶等の案件の組成に取り組んでいくとともに、税務や法務の専門家、金融機関などのパートナーが持つ高い専門性を組み合わせ、投資家には付加価値の高い金融ソリューションを、航空・海運会社等の賃借人である資金需要者には競争力のあるファイナンスの提供を行うことで、投資家、パートナー、賃借人とともに100年企業を目指してまいります。
<対象船>
※裸用船契約とは船舶のみを用船者に一定期間貸与する船舶の賃貸借契約を言います。
SBIリーシングサービス株式会社
■第二種金融商品取引業者
登録番号:関東財務局長(金商)第3016号
加入協会:一般社団法人第二種金融商品取引業協会
■貸金業者
登録番号:東京都知事(2)第31678号
以上
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本件に関するお問い合わせ先
SBIリーシングサービス株式会社 経営企画部 03-6229-1080